ブログタイトルを「かっこいい父親になろう」としたものの、どうすれば「かっこいい父親」になれるのか、自分なりに整理してみた。
なぜ「かっこいい父親」になりたいのか?
「かっこいい父親」という表現は、個人的にはあまり好まない。子供であれ、妻であれ、近所の人々であれ、この表現は他人からの評価を前提にしており、他人の評価をいちいち気にした父親はかっこよくないからだ。
しかし、妻や子供と一緒に過ごしていると、「かっこいい夫でいたい」・「かっこいい父親でありたい」とよく思う。この意味での「かっこいい父親」とは、なんだろうか。
子供と一緒にいると、子供は親を手本として成長しているということを良く感じる。良いこと悪いことの区別なく、親の口癖、話し方、態度や行儀、習慣や性格などをそっくり取り込んでいく。「子供は親の鏡」とよく言ったものだ。
結局のところ、子供を立派に育てたいと思うのであれば、口で「ああしろ、こうしろ」と言うのではなく、自分が立派になってその背中を見せるしかないのだろうと強く感じるのだ。
子供を育てるということは、自分を成長させることに他ならないのだろう。
「かっこいい父親」になりたいというのは、「子供に立派になって欲しい。そのために父ちゃんも立派になるよ」という意味なのだろう。「立派になる」というのがどういう状態なのかは、また議論があるかもしれないが、そういう気持ちを持ち続けることが大事なのかなと思っている。
「かっこいい父親」とはどういう存在か?
では、これまた難しい問題なのだが、どうなれば「かっこいい父親」なのだろう?ややステレオタイプなのかもしれないが、自分が思いつく「かっこいい父親」像は、こんな存在だろうか。
これを考えるには、子供達がどのように成長して欲しいかに依るのだろう。漠然とだが以下の様な人に育ってくれればいいなぁって思っている。
- 好奇心を持ち、自分の世界を広げて欲しい
- 打ち込めるものを見つけ、ハマって欲しい
- 多くの人と知り合い、心からの友人を見つけて欲しい
- 自分をしっかりと持ち、人には優しくあって欲しい
将来、何に興味を持ち、どんな出会いがあるのか分からないが、やりたいことをやり、強く優しい人間であって欲しい。
さて、そのような人物のお手本となるのが「かっこいい父親」だとすると、相当ハードルが高いのだが、以下の要素を満たしていけば近づけるのではないだろうか?
- 家族を暖かく守る
- 妻や子供と同じ目線で会話し、一緒に物事を楽しむ
- 仕事や趣味など、自分が情熱を傾ける分野・得意分野を持つ
具体的には何をすればよいのか?
上記要素だと、まだ漠然としているので、もう少し具体的にしてみました。
家族を暖かく守る
- 心身ともに健康を維持する(生活習慣の改善)
- だらしないお腹からさようならをし、身体を引き締める(スポーツ、トレーニング)
- 家族が安心できる環境を提供する(住居、教育など)
妻や子供と同じ目線で会話し、一緒に物事を楽しむ
- 家族が笑顔になるイベント・遊びを探求する(遊び、旅行など)
- 子供の興味を掘り下げる(本、おもちゃ、博物館など)
仕事や趣味など、自分が情熱を傾ける分野・得意分野を持つ
- 仕事を頑張る(仕事のやり方の改善)
- 自分の成長につながるチャレンジを行う(語学、資格、勉強など)
- 自分の興味のある分野を広げる(読書、スポーツなど)
本ブログでは、上記を4つのテーマ(KIDS、FAMILY、HEALTH、SELF-DEVELOPMENT)に分類してまとめていきます。
同じような環境にある父親たちと色々情報交換できるといいなと思っています。
まとめ
しかし、子育てというのは、子供を育てているようで、本当に自分を成長させるプロセスなのだとつくづく感じます。一方で、一緒に遊んだり、将来一緒にやりたいことを考えると、自分が再び子供時代に戻った感覚になるので、子供時代から一度人生を経験しているような気持ちにもなります。
子育てって、奥が深いですね。
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